難解な分野でしょうが、業界出身者がしっかりと製作。
プログラミング言語を活用して、情報システムの構築、運用などを行うシステムエンジニアは、毎日のようにパソコンと向き合って仕事をしている人が多いのが現状です。もちろん会社や立場によっては、営業も兼務していて、外回りなどを行わなければならないこともありますが、やはりパソコンとの仕事というのがどうしても多くなるようです。しかも、企業やプロジェクト、時期によっては、残業が増えて激務になることもしばしばです。また、決まった期日までに質のいい仕事を完成させなければならないという精神的プレッシャーを感じる人もたくさんいます。このような環境の中で、うつ病になってしまう人や出社拒否をする人が後を絶たないといわれています。システムエンジニアがうつ病にならないためには、どうしたらいいのでしょうか。まず、仕事面では、パソコンに向かい合っているだけでは、精神的にまいってしまう可能性が高いです。ですから、営業も兼務するなど、仕事の内容を変えてもらうというのも一つの方法です。また、残業を減らすことも重要です。プロジェクト単位で仕事をしているのならば、仕事を分担することができるはずです。ほかのスタッフとの調整や上司にかけあって仕事を分担してみるのも一案です。また、仕事の効率を見直すことも効果的です。仕事の進め方、やり方を変えることで短時間で効率的にできる方法があったら、そのやり方に変えてみましょう。また、休みはしっかり休むべきです。責任感が強いシステムエンジニアほど、休みの日まで出てきて仕事をしようとします。週1日でも仕事を全くしない日を作って、精神面はもちろん体力面でも休むことが大切です。休むことに罪悪感を覚えるという人もいるかもしれませんが、休んだ方が効率よく仕事ができると考えましょう。実際、いつも疲れている状態では、集中できずに効率が落ちることがあります。働き方の考え方を変えてみるということも大切です。また、楽しみを見つけることも重要です。会社の帰りにおいしいご飯を食べたりお酒を飲んだりでもいいですし、カラオケでストレス発散でもいいし、家に帰ったらお笑いのDVDを見るでもいいですが、何か心待ちにしていることがあれば、気持ちが切り替えられるはずです。また、楽しみのために仕事に力が入るということもあります。システムエンジニアは、技術習得などを含めて勉強熱心な人が多いといわれています。しかし、病気で心身をだめにしてしまっては、それも台無しですよね。長い目で見た健康管理も仕事のうちと思って、うつ病防止も心がけたいものです。