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最近、社会的に大きな問題になっているのがうつ病です。治療としては、有効な薬が出ていて、しっかり休んで投薬治療を行えば治る人がほとんどですが、うつ病の症状が出ていても休まず働き、適切な治療を行わないと、いつまでたっても治らないのはもちろん、最悪の場合、自殺などということも考えられます。今やうつ病にかかる人の割合は5人に1人と、他人事ではなくなってきています。うつ病をはじめ、自律神経失調症や統合失調症などの精神疾患は、メンタルヘルス不全と呼ばれていて、今メンタルヘルス対策の重要性が叫ばれています。エンジニア業界ではどうかというと、うつ病は増加傾向にあります。ITやソーシャルネットワーキングサービスなどの拡大により、エンジニアの仕事は増え続けています。それに伴って、エンジニアは多忙になり、残業が続いたり、休日出勤する人が珍しくありません。大きな希望を抱いて就いた仕事でおもしろ味を感じてやっている間はいいのですが、あまりに膨大な仕事量だったり、不規則な生活が続くと、心身ともに疲れて、うつ病になる可能性が高くなります。特にエンジニアは、毎日コンピューターと向き合って仕事をするなかで、知らず知らずに心身に負担をかけていたり、成果主義が導入されたことによって、質の高い仕事を求められ、真面目に取り組むあまり、うつ病になったりすることもあります。このような状況のなか、大企業を中心に、さまざまなうつ病、メンタルヘルス対策が取られていますが、実際のエンジニアの現場では、あまりいかされていないのが現状のようです。うつ病やメンタルヘルス不全に対処するためには、まずエンジニアが無理をしすぎないことが大切です。あまりに多くの仕事を抱えなければいけない状況が長く続いたり、メンタル面で負担になることがある場合は、上司に相談するなどして環境を改善するようにしましょう。また、会社側もエンジニアの体調に気を配り、疲れているようであれば、仕事を調整したり休ませたりすることが重要です。しかし、日本では心の病気に対する理解が浅く、うつ病は本人の弱さや甘えであると捉える人も少なからずいて、対策が進まないことが多いようです。このような考え方を変えていくために、専門家の意見を聞く場を設けるなどすることも大切かもしれません。うつ病になってしまっては、エンジニア側はもちろん会社側にとってもメリットになることは一つもありませんので、メンタルヘルス対策はお互いにしっかりと行いたいところです。