すぐには分からないテーマではありますが、プロフェッショナルが細かく解説。
エンジニアは忙しいというイメージが強いのではないでしょうか。どのような分野のエンジニアかというところで、忙しさは違ってくるかと思いますが、いずれにしても優秀なエンジニアほど時間管理をしっかりして仕事を進めているものです。ここでは、エンジニアの時間管理術についてご紹介していきましょう。まず、エンジニアは仕事がたくさんあるため、しっかり段取りをすることが重要になります。最初に全体のスケジュールを把握し、今日1日でやるべきこと、1週間でやるべきこと、1カ月でやるべきことなどを出していきます。その中で先に準備できるところは準備しておきます。これによって効率よく仕事を進めることができ、無駄な時間を作らなくて済みます。ただ、逆にこのような段取りが面倒だという人もいるかもしれません。そのような人は、まず面倒くさいと思うことを先にやってしまうというのも一つの手です。例えば、単純作業や他部署との調整などが面倒だという人は、流れを重視するというよりも作業を重視して、面倒な作業を先に終わらせるという方法もあります。こうしておけば、あとは本作業をするだけとなり、心置きなく作業に没頭することができ、作業効率が上がるという人もいます。さらに、仕事時間自体を調整する方法もあります。例えば、出社時間を毎日1時間早めて、集中的に仕事をすることで能率をアップさせたり、自分の作業時間を決めてまわりに宣言して、自分の作業時間をしっかり取って仕事をするなど集中しやすい環境を作るというのも一つの手でしょう。このように忙しいがゆえに、仕事のスタンスや方法を少し考えるということは必要となってきます。ちょっとしたことで作業効率が大幅にアップすることもありますから、あなどれない部分といえます。また、会社の一員として仕事をしていると、まわりの人との兼ね合いも大切になってきます。例えば、上司をうまく使うという方法です。上司にしか頼めないこと、上司が何がしてくれないと動けないような場合は、早めにお願いしておく、根回しをするなどということが効果的です。部下がいれば、部下をうまく使うことも重要です。資料集めや情報整理など基本的な仕事は、部下に任せるというのも一つの手です。部下にとっても勉強になりますし、自分にとっても勉強になるはずです。忙しいからと流れに身を任せるのではなく、時間を自分で管理できるようになることが、重要なポイントといえそうです。